J.L.

現在、ノボ ノルディスク ファーマの郡山工場では多くの患者さんの需要に対応するため、増築を伴う拡張プロジェクトが進行中です。

私は2019年にノボ ノルディスク ファーマ東京本社に中途入社し、購買部門にて、あらゆる部門の購買をサポートしていました。そして郡山工場で拡張プロジェクトが開始されることを知り、前職での経験を生かせることと、郡山には私たち家族にとってよりよい環境があることが後押しとなり、現在のポジションを希望し、異動が叶いました。

今は新たな生産機械を導入するための仕事をしています。今までの生産機械は日本で製造された機械ですが、新工場では、デンマーク本社のエンジニアが設計および開発したドイツ社製の機械を導入する予定です。これまでと機械が変わるので、デンマーク、ドイツ、日本でのベンダーやエンジニアたちと日々話をしながら、日本の市場にあった製品を、日本の規制に合わせて製造できるよう製造ラインの導入を進めています。

私の仕事はデンマーク本社のエンジニアと共有する情報を基にすることが多く、基本的に毎日デンマーク本社とのやり取りがあります。またデンマークへの出張の機会もあります。先日デンマークを訪れた際には、これからますます増える製品パイプラインに対応し、速やかに患者さんに届けるためには生産機械の進化が不可欠だと感じました。現在進行中のプロジェクトで得られた経験を生かし、他国の工場や生産ラインの立ち上げにも役立てられる知識を蓄えていきたいと思っています。

J.L.

郡山工場は他の外資系企業の工場と比較してコンパクトなサイズなので、働いている皆さんの顔が見える、いい意味でフレンドリーな職場環境が築けていると感じています。これから郡山工場の規模は拡張しますが、今までの雰囲気を維持しつつ、外資系企業らしいフレキシビリティやスピードが増した魅力的な職場になると信じています。

また特徴の一つとして、生産現場を持つ工場であるにもかかわらず、ここまで徹底的に残業ゼロを目指す職場は珍しいのではないかと思います。もちろん時期によっては遅い時間まで働くこともありますが、

始業と就業のタイミングを自分で決められるフレックス勤務が根付いているので、長時間働いた日があったら、別の日は勤務時間を短くして調整することもできます。

 

以前、生産ラインのバリデーションがあり、数日間続けて深夜まで生産現場に残っていたことがありました。しかし、私を含めた同僚の皆さんはその状況が一時的であることを十分に理解していたので、ネガティブに捉えずに集中して取り組むことができました。

 

J.L.

郡山は自然豊かで落ち着いた雰囲気の町です。建物も公園も広々としているので、私のように子育てをしている家庭にはストレスが少ないと感じます。

郡山では通勤も含めて主に車での移動による生活を送っています。東京でぶらり街歩きをするのが恋しいときもありますが、車生活の便利さに気付いてしまい、もう都会の満員電車での通勤には戻れないかもしれません。

新幹線で一時間とちょっとで東京まで行けるので、地方に移住したという実感は意外とありません。家族と暮らすには静かで広々とした郡山で、ときどき東京に遊びに行く、というスタイルが今の私には合っていると感じています。

J.L.