体重の増加を引き起こす原因としては、生物学的な要因の他にも、健康状態や環境、生活習慣など、数多くの要因があげられます。また、生活している場所や文化も、肥満症を発症するリスクに影響を与える可能性があります。

肥満症とともに生きる人々には、糖尿病や心疾患、肝疾患、癌など、数多くの疾患を発症するリスクが生じます。さらにスティグマ (社会から差別的に扱われること) や、メンタルヘルスの問題に直面するケースも多くみられます。

当社は100年以上にわたり、糖尿病治療薬の開発に最先端で取り組んできました。糖尿病治療で培った知識を基に、25年以上にわたる肥満症の研究に取り組んだ結果、現在では肥満症の医学的管理に関するパイオニア企業となりました。

私たちは、体内にあるGLP-1ホルモンや、減量を成功させる上でGLP-1ホルモンが果たす役割の解明を進めています。

当社の科学者たちは、合成GLP-1分子を使用して食欲を抑え、エネルギー消費量を増やし、持続的な減量を促す方法について研究してきました。

私たちは、幅広い革新的なポートフォリオやソリューションを提供し、さらなる健康の改善に向けた長期的な取り組みの一環として、世界中で増え続けている肥満とともに生きる人々をサポートすることを目指しています。

当社の意欲的な研究開発パイプラインの詳細については、こちらをご覧ください。

肥満症についてお悩みの方、あるいは肥満症についてお悩みの方をご存じの方は、当社の肥満症疾患啓発サイト「TRUTH ABOUT WEIGHT 肥満症を知る」をご参照ください。このサイトでは、肥満症に関する詳しい情報や、肥満症の管理に関する情報を提供しています。

[1] 肥満症の診断に必要な健康障害:
耐糖能障害 (2型糖尿病・耐糖能異常など)
脂質異常症
高血圧
高尿酸血症・痛風
冠動脈疾患: 心筋梗塞・狭心症
脳梗塞: 脳血栓症・一過性脳虚血発作 (TIA)
脂肪肝 (非アルコール性脂肪性肝疾患/NAFLD)
月経異常、不妊
睡眠時無呼吸症候群 (SAS) ・肥満低換気症候群
運動器疾患: 変形性関節症 (膝・股関節) ・変形性脊椎症、手指関の変形性関節症
肥満関連腎臓病